あしたの情とは

GO! ハリマオ

物心ついた時には、チョコをむさぼり、文化包丁、文化住宅、文化箒に囲まれ、「文化」に育まれたSOULFUL BROTHERSは、いわゆる育ちのよい大人となってしまった。
 
チョコによって飼いならされたハリマオのように、甘い誘惑に負けて、私たちの情は「文化」によって沈めらたのかもしれない。
 
「文化」と名付けられたモノは世に溢れ、炙れ、飛散と悲惨を繰り返し、あの永遠のライバルの亡霊のようにいつまでも私たちに纏わりつくのだ。
 
かつて華やかな文化の社交場であった旧豊橋駅前文化ホールで、試作と思索を繰り返し、「文化」とは、あるいは忘れてしまった情とは何かについて模索する。
 
甘ったれた負け犬根性から脱却するには心の叫びが必要だ。チョコの食べ過ぎによって忘れていた情を目覚めさせる。
 
SOULFUL BROTHERSは祭りのあとの舞台で、会場を揺らし、あしたの旅へのトレーニングをはじめるのだ。
 
ヒーローの野生を目覚めさせるためだけの「かませ犬」として登場するあの勇敢な戦士ハリマオのように、情の野性を場に映しだす。
 
喰うか食われるか、最終ラウンドのゴングがホールに鳴り響く。
 
あしたはどっちだ。

概要

ゆるやかに活動を続けるSOULFUL BROTHERSは今年で結成10周年。
その記念として、旧豊橋駅前文化ホールを舞台としたアートプロジェクト「あしたの情」を2日間開催します。
「文化」の残り香漂う、祭りのあとの会場で、これからの「情」のあり方について私たちは模索します。
会場ではアーティスト山本篤の新作映像作品を紹介し、会期中には、SOULFUL BROTHERSの指示書をもとにした公開制作やゲストを招いてのトークイベントなども行います。
見落としがちな日常の隙き間を探しだし、ユーモアと僅かな狂いを交えながら、その場所を騒つかせる私たちの活動にご期待ください。

 

 

主催
SOULFUL BROTHERS
協力
大豊協同組合 / 豊橋駅前大通地区まちなみデザイン会議 / Mikawa Art Center[MAC] / ShugoArts
会期
7月7日(土)〜7月8日(日)11:00〜19:00
会場
  • 開発ビル10F(旧豊橋駅前文化ホール)
    〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通2-33-1
  • 水上ビル(みずのうえ)
    〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 イシグロ商店横
入場
無料

 

参加作家
山本篤(アーティスト)
1980年、東京都生まれ、同地在住。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。バラエティーに富んだ多彩な映像作品を中心に制作・発表している。主な個展に、「未知なる大陸、重層的な世界」(Art Center Ongoing、2018年)、「MAM screen07」(森美術館、2017年)主なグループ展に「奥能登口伝資料館」(奥能登国際芸術祭、2017年)、「国立奥多摩映画館~森の叫び~」( 国立奥多摩美術館 、2016年)など多数参加。
作家HP>http://atsushiyamamoto.com
コーディネーター
加藤慶(コーディネーター)
1981年生まれ、神奈川在住。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻コミュニケーションデザイン領域修了。主な企画に、「心の平和」(Art Center Ongoing、2009年)「Super Open StudioDRIVE!」(黄金町バザール2014)、「ズンマチャンゴのかけら箱」(六本木アートナイト2015)など。

イベント
  • 7月7日(土)17:00〜18:30
    スペシャルトーク(開発ビル10F展示会場)
    「ある情について、考えてみる。たとえそれが、モックだったとしても。」
    ゲスト:山城 大督×山田 晋平×山本 篤 聞き手:加藤 慶

    19:00〜20:30
    オープンニングパーティー(みずのうえ展示会場)

  • 7月8日(日)18:00〜19:00
    クロージングセレモニー(開発ビル10F展示会場)
    「ファイナルラウンドからの逆転を試みる。」

SOULFUL BROTHERSとは


 

 

 
コラムニストのUJI饅頭とイラストレーターのタレ目を中心としたアーティスティッククルー。2008年、相模原市民ギャラリーの1DAY展覧会「SOULFULDAYS」にて結成。これまでに「 Waiting for you 」(構想計画のみ、2011年)、「どろどろになりたい」(SUPER OPEN STUDIO、2015年)。

ブログ

イベント

スペシャルトーク

「ある情について、考えてみる。たとえそれが、モックだったとしても。」

日時 7月7日(土)17:00〜18:30
会場 開発ビル10F 定員20名 参加無料:直接会場にお越しください。
ゲスト 山城大督×山田晋平×山本篤(当展示アーティスト) 聞き手:加藤慶
内容 会場の作品を手がかりに、モック(モキュメンタリー)の手法やフェイクなどが人に影響を及ぼすことについて、ゲストと考えます。トーク終了後、みずのうえ会場でオープンニングパーティーを開催します。

 


ゲスト:山城 大督
1983年大阪生まれ。名古屋在住。美術家・映像ディレクター・ドキュメント・コーディネーター。映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか 体験できない《時間》を作品として展開する。「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)」メンバー。
作家HP>http://the.yamashirostudio.jp/

 


ゲスト:山田 晋平
1979生まれ。舞台映像作家として、演劇、コンテンポラリーダンス、オペラなど、様々な舞台公演に参加。近年では、美術作家とのコラボレーションによるプロジェクションマッピング作品の製作も。舞台芸術と現代美術に関わりながら、映像表現の新たな可能性を探る活動を展開する。愛知大学文学部メディア芸術専攻准教授。

 


聞き手:加藤 慶(当プログラムコーディネーター)
1981年生まれ、神奈川在住。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻コミュニケーションデザイン領域修了。主な企画に、「心の平和」(Art Center Ongoing、2009年)「Super Open StudioDRIVE!」(黄金町バザール2014)、「ズンマチャンゴのかけら箱」(六本木アートナイト2015)など。

クロージングセレモニー

「ファイナルラウンドからの逆転を試みる。」

日時 7月8日(日)18:00〜19:00
会場 開発ビル10F 参加無料:直接会場にお越しください。
内容 会場の作品を参加者と片付けながら、企画者であるUJI饅頭とタレ目があしたへとつながる「情」の楽しみ方と、SOULFUL BROTHERSのこれからについて、参加者と一緒に企みます。